昨日飲み会の前に札幌駅のツタヤに立ち寄り、中古CDを漁っていたらツタヤ監修のアル・グリーンのベスト盤を発見。ツタヤ監修のコンピレーションの存在にも驚いたけど、選曲を見てムムムと唸った。アル・グリーンはオリジナルでかなり集めているし、ベスト盤も2枚あるのでスルーしかけたが、思わず買っちゃいましたよ。音源は全部あるんだけど。
1. アイム・スティル・イン・ラヴ・ウィズ・ユー
2. ジュディー
3. コール・ミー
4. ラブ
5. ベル
6. フル・オブ・ファイア
7. ゴッド・ブレスド・アワ・ラヴ
8. スクール・デイズ
9. ホワット・ア・ワンダフル・シング・ラヴ・イズ
10. シンプリー・ビューティフル
11. マイ・ガット・イズ・リアル
12. タイアード・オブ・ビーイング・アローン
13. ヒア・アイ・アム
14. ハウ・キャン・ユー・メンド・ア・ブロークン・ハート
15. テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァー
16. ウェイト・ヒア
素晴しい選曲!

昔読んだ探偵小説で、張り込み中の探偵が「壁越しにアル・グリーンの歌声が聞こえてくる」という描写があったのを覚えている。その探偵小説のタイトルも内容もほとんど覚えていなのだけど、そのシーンだけは妙に鮮明に覚えている。かたや殺伐とした張り込みの現場でホシを見張り、壁越しの隣の部屋では恋人同士がアル・グリーンの曲を聴きながら愛をささやきあうという、状況のギャップ感を表現するレトリックとしては非常に効果的だった。アル・グリーンの曲は殺伐感と対極にある。アル・グリーンの曲を聴くたびにその描写を思い出すのだ。
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