
昨晩訪れた琴似のジャズ喫茶「RONDO」の創業は1959年。地下鉄琴似駅が設置され東西線が開通したのが1967年なので、それよりも8年も前ということになる。今は、ジャズバーとして 17時から夜営業のみしているとのこと。入店した時には年季の入ったアルテック604に対峙し、体を揺らす中年のおじさんが一人コーヒーをすすっていた。会話が禁止されているわけではなさそうだが、かなりの音量で会話ができるレベルではない。この大音量というのがジャズ喫茶の一つの醍醐味で、マンションはおろか戸建てでも隣近所を気にすると絶対に鳴らせないレベルの音量だ。その爆音を求めジャズ喫茶に通う向きも多いと聞く。先日お邪魔した四ツ谷のいーぐるに比べても音量は大きい。入店時にレコードではなくCDがかけられていたのは残念だったけれど、コーヒー一杯で30分迫力の音を楽しんだ。かかっていたのはハクエイ・キムのResonanceとJon GordonのThe things we need。

ジャズ喫茶特有の教条主義的な雰囲気が色濃く残る店が、いまだに琴似に店を構え続けている (しかも60年間!!) というのは素晴らしい。

ロンドを後にして、古くからある居酒屋「古里」に向かった。徒歩5分。古里も1980年代には今の場所に店を構えていたのではなかろうか。近くにあった広島風お好み焼き屋には、高校生の時分に何度も足を運んだが、そのころにはすでに古里の赤ちょうちんがぶら下がっていたような気がする。今ほど黒ずんではいなかったはずだけれど。琴似には「ふる里」というコチラより有名な同音異字の居酒屋があるけれど、アチラのウリは海鮮系。道外から友人が来るとアチラに連れて行くことが多いけれど、地元の友人と行くときは専らコチラ。

この店はいつ来ても地元の常連で賑わっており、昨日も例外に非ず。串もの、お造り、揚げ物なんでも旨い。しかも安い。焼き鳥は3本で180円。一本ああたりの安さは4本210円の金富士 に若干及ばずだが、肉はこちらのほうがでかいし、あちらがガス焼きなのに対しこちらは炭火焼きで、香ばしさでは古里に軍配が上がる。

中学の部活仲間とふたりで6時から10時まで4時間。焼酎ボトル空けて、食いまくって一人3,500円。〆に頼んだバターコーンが相変わらずなまらうまかった。

よせばいいのにもう一軒ということになり、大野屋跡地にできた四文屋へ。キンミヤの梅割り頼んだのは覚えているが、そこから記憶がぷつりと途絶えている。

生まれて初めて食べたハンバーガーは琴似ダイエー地下のドムドムバーガーだった。小学5、6年頃だったな。中学生になると西区役所の近くにモスバーガーが出来たと、みんなでチャリで食いに行き、照り焼きチキンバーガーのうまさに悶絶した。高校時代には、喫茶店グリーンスポットの焼きそば、みよしのカレーを食いに来た。家は西野だったが、遠回りしてよく寄ったものだ。
琴似に旨いものあり。琴似への愛着は今も変わらない。
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