
7月のポロクルの請求予定額を知らせるメールが届いた。1,440円。ヘビーユーザーではない自分にとっては過去最高額である。
請求額が最高となったのには訳があって、6月の東京出張の際に数回利用したから。ポロクルは今シーズンからドコモと共同運営を始め、ドコモ・バイクシェアが運営するシェアバイクとのID連携に対応し、東京などでシェアサイクルを利用できるようになった。例えば東京都千代田区のちょくるなどもポロクルのID、自分の場合SAPICAをかざすだけで利用可能。横浜、大阪でもOKとのこと。

従来30分108円だった料金が60分162円となった。ちょい乗り志向の利用者よりも、多少長距離を利用するカスタマーに有利な料金体系に変わったといえるだろう。
ID連携のバージョンアップはとても素晴らしいほか、下記の機能・仕様が追加された。(ポロクルHPより転載)
●電動アシスト車の採用 (坂道も長距離もラクラク!)
●スマートフォンアプリの導入 (ポート検索や状況確認が簡単に!)
●営業時間の延長 (早めの通勤にも使える!)
●保険補償の充実 (ご自身のケガや対人対物賠償もサポート!)
●多様なカードキー(認証媒体)への対応 (SAPICA以外の交通系ICカードも登録可能に!)
●予約機能の追加 (必ず使いたい時に安心!)
●コンビニエンスストアで1日パスを販売 (全国いつでも購入可能!)
ID連携以外の特筆すべき変更点はやはり自転車の電動アシスト化であろう。電動アシスト化されたシェアサイクルの利便性は坂が多い東京の利用で実感した。根城の上野広小路から仕事先の浜松町まで約8キロの距離を利用した際、若干のアップダウンはものともせず、ぐいぐいと進んでくれた。もっと長い距離の利用も十分可能であろう。その気になれば巣鴨から羽田、約30Kmの利用もできる。

自転車の電動アシスト化により、札幌でのポロクルの利用にも若干「こうなればいいのになぁ」ということが出てきた。現在ポロクルの2地点の利用で最長距離は富士メガネ円山店から苗穂駅前のポートの5キロ強となる。何度か利用したことがあるが、30分弱で移動可能な距離だ。電動アシスト化に伴い、さらに遠くまで利用したいと思うのは自分だけではあるまい。例えば西は琴似、東は白石、北は北24条、南は平岸くらいまで利用エリアが広がると一度に10キロ程度の利用距離も視野に入ってくる。

運営も認定NPO法人が行っており、台所事情もゆるくないことと察するが、ポロクルファンとしては利用エリアのバージョンアップも是非実現してほしい。
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