ビール好きにとって10月と言えばオクトーバーフェスト。全国各地で本場ドイツを真似たイベントが開催されるが、小樽ビールのオクトーバーフェストは格別だ。
呑むので車では行けない。そうだ、湯の花無料バスを利用しよう!と、マンション前から無料送迎バスに乗り込み、一路湯の花朝里殿へ。張碓峠を超えると海が見え始める。



朝風呂サイコー!ひとっ風呂浴び、11時45分湯の花朝里殿発の小樽駅行無料送迎バスに乗り込む。湯の花は地元小樽の橋本建設が経営しているが、4つあるすべての温泉で無料送迎バスを運行しており、地元の高齢者などにとても喜ばれている。


小樽駅前で下車。小樽駅を背に運河方向へ進む。目的地は小樽倉庫No.1にある小樽ビールだ。オクトーバー・フェスト開催中は2,200円で時間無制限飲み放題なのだ。小樽ビールはピルスナー、ヴァイス、ドンケルのレギュラー3種に加え、イベント期間中は「ドイツと同じ製法で再現したフェスト・ビール」も提供。






まずは小樽ビールの中で一番好きなヴァイスを頂くとする。フルーティーで旨いのだ。 立て続けに、ピルスナー、ドンケル、季節のビールを頂く。全部旨いが、とりわけフェストビールが素晴らしい。4種の中では一番軽やかな味わいだが、滋味深さを感じさせる。



食い物も頼むことにする。ローストチキン、ジャーマンポテト、プルッツェル、ソーセージ盛り合わせ。どれもビールにすこぶる合う。店先でサバを焼いていて旨そうだったが、満腹で食べられず。





小樽ビールは小樽運河に面しており、テラス席もある。夏場は行き交う遊覧ボートを眺めながらビールを飲むことができる。





小樽ビールのオクトーバー・フェストが他と一味違うのは、ドイツからオクトーバー・フェストのハウスバンドを呼び、ビールを浴びるように飲みながら彼らの演奏を楽しむことができることだろう。Edertalar Spitzbuben(エダターラ・シュピッツブーベン)なるバンド、盛り上げ上手で演奏も相当良い。トラディショナルとしてのジャンルは違うがチーフタンズに通ずる奔放さが素晴らしい。4時過ぎころからは酔客が皆踊りだした。ハーメルンの音楽隊よろしく、会場を練り歩くバンドに 客がぞろぞろ踊りながらついて回っていた。







1時前に入店し、かみさんは5杯、わしは7杯(そのうち一杯は1リットルのフェストビール!)飲んで、店も混んできたので次の客に席を譲ることにし、店を出た。正味5時間強、大いに飲んで大いに楽しんだのだった。

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