早朝ごみ捨てのためにエレベーターに乗ると、モニターに「今日はローリング・ストーン記念日」と表示されていた。1962年(昭和37年)のこの日、イギリスのロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)がロンドンのクラブに初出演したとのこと。
そうだったのか。知らなんだ。

リアルタイムでストーンズを聴いたのはUnder Cover of the night(1983)で、全盛期のMTVでタイトル曲のPVが何度も流されていた。大した好きな曲でもなく、よく動くおじさんだこと、と当時13歳の少年はミック・ジャガーを冷めた目で見ながら思っていた。
(この曲にはPVが2バージョンあり、こちらのバージョンが最初に制作されたが過激な演出が含まれるという理由で、MTVでは前出のPVが流れていたそう。今見ると、どこが過激な演出にあたるのかわからない。)
それから5年後の18歳の時、場末の薄野豊水ビルの地下にあったAl’s Barというアングラなクラブで甘いにおいの紫の煙が揺らめく中、酔客がはやりの曲でダンスしまくる姿を眺めていた。すると、アンダーカバーののリミックスバージョンが大音量でかかりはじめ、クラブの音響施設にスライ・ダンバーの電子ドラムとパーカッションが激しく鳴り響き始めた。ほどなく自分も半ば自分の理性に反して、フロアの輪に交じり下手なモンキーダンスのような動きを露呈していた。ニュージャックスイングがかかっても、グランドビートがかかっても動かなかった自分の足と腰が、アンダーカバーで勝手に動きだしてしまったのだ(笑)。

というわけで、ストーンズの曲については以前のエントリーでも触れたが、今回はストーンズ楽曲で勝手に腰が浮く曲10選ということで挙げてみたい。(あくまでも個人的な感想です)

1.Undercover of the night(1983)
2.Rocks Off(1972)
3.Get out off my cloud(1965)
4.Hey Negrita(1976)
5.Miss You(1978)※Rarerities 収録の12インチシングルバージョンはさらに良い
6.Too Rude(1986)※キースのレゲエナンバーはいずれも良い
7.Round & Round(1964)
8.UNDER MY THUMB(1966)
9.Brown Sugar(1971)
10.Bitch(1971)
夏になって、暑い日が続くと何故かとストーンズが聴きたくなりますな。
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