大みそか、年賀状にも手を付けられずあたふたしている有様ですが、毎年の備忘録としてとして今年買ったCDのベスト3を記録しておきます。スポティファイ、アップルミュージックなどのサブスクには手を付けず、相変わらず昔ながらのCD視聴を楽しんでいますが、昨年に続き今年も購入CDは約50枚とコロナ前の半分程度。新譜はほとんど購入せず、仕事の合間に立ち寄る中古CD屋さんでの仕入れがほとんどとなりました。
順不同で
Toots Thielemans Meets Rob Franken Studio Sessions 1973-1983(新譜)
フェンダー好きにはお勧めしたい、シールマンズとロブ・フランケンの発掘録音3枚組ですが、夏によく聴いていました。フランケンのローズは軽やかそのもので、車のBGMとしてとても重宝しました。シールマンズの作りこみ感が少ないハーモニカが聴けるのも嬉しい一枚(3枚組)ですね。
If You’re Going to the City: A Tribute to Mose Allison for Sweet Relief(旧譜)
モーセ・アリソンのトリビュート版は没後すぐの2019年に発売されたものの、買いそびれてしまいましたがラジオでかかっていたTaj Mahalが歌うYour mind is on Vacationが耳に残り、アマゾンで買ってしまいました。リチャード・トンプソンやイギー・ポップやジャクソン・ブラウンがアリソンの曲を演奏していますが、それぞれの解釈が楽しいアルバムでした。とはいえ、本家を超えるカバーはなく、アリソンの存在感を改めて認識することとなりました。
Bonnie Raitt Just Like That…(新譜)
73歳になったボニー・レイットの新作はカッコいい作品でした。これだけクオリティの高い音楽を作り続ける女性アーティストは稀有な存在だと思います。作り出すスライドのギターリフは中毒性が高く、スワンプ・ロックのいいとこどりしたとてもいいアルバムでしたね。

あと、レコードプレーヤーを新調しました。迷った挙句DENONのDP-500Mを中古で購入し、昔集めたレコードを引っ張り出して聴いています。ハイ・トルクモーターダイレクトドライブ方式のレコードプレーヤーということで、レコードに針を落としてからスタートボタンを押すと、もたつかずにトップスピードが出ます。ザビヌルのIn a Silentwayなど繊細な音遣いもそれなりに再現してくれ、ハンコックとザビヌルのエレピの音の違いなど楽しく聴いています。


個人的に2022年の漢字は「忙」でした。2023年はもう少しゆっくり音楽を愉しもうと思っております。
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