備忘録 猟盤の記録:1975年特集 vol.6-Grover Washington, Jr.-Mister Magic

このころのGrover Washington, Jr. (GWJ)が一番カッコいいと思っています。のちにWinelight(1980)からJust a two of us(邦題:クリスタルな恋人たち 爆)の大ヒットからSmooth Jazz路線に移行しますが、KUDU(CTI)時代のWashingtonがやっぱりいいと思っています。Live at the Bijou(1977)のGWJの熱いこと熱いこと。Mister Magicを12分間も演奏しています。

学生時代を過ごしたマンハッタンでボランティア活動をしていましたが、ファンドレイジング(募金活動)の一環で校内ライブをやろうということになり、ハーレム在住のトミー富田さん経由でバンドが学校にやってきました。その時のライブの1曲目がMr. Magicで、やたらとカッコよかったことを覚えています。むろんGWJが吹いていたわけではなく、Lonnie Youngbloodという60年代にジミヘンと共演したということをネタにしていたローカル・ミュージシャンのサックスでした。シャブ中のドラマーに、学生のキーボードでしたが(ベース、ギターは無し、ギターのバッキング部分はKeyでやっていました)演奏はかなり切れていたことを記憶しています。そんな90年代前半の思い出もあるのも、本作品が好きな理由のひとつです。

A1 Earth Tones 12:23
A2 Passion Flower 5:34
B1 Mister Magic 9:11
B2 Black Frost 6:07

B面は両曲ともファンクしています。A面は若干ソフトですが、悪くはありません。全編、Bob Jamesの仕事の色が濃く表れている作品だと思います。B1でBob JamesのエレピにかぶさるようにHarvey Masonのドラムがかぶさり、Eric Galeのカッティングとリフが重なってきますが、何度聴いても痺れてしまいます。作曲者でもある、Ralph MacDonaldのPerも欠かせません。布陣を見るとわかりますが、名うてのセッションマンが束になってかかってくる演奏です。悪かろうはずがありません。

Alto Saxophone, Soprano Saxophone, Tenor Saxophone – Grover Washington, Jr.
Arranged By, Conductor, Electric Piano, Piano – Bob James
Baritone Saxophone – Phil Bodner
Bass – Gary King (tracks: A2 to B2), Phil Upchurch (tracks: A1)
Bass Trombone – Tony Studd
Cello – Alan Shulman, Charles McCracken
Drums – Harvey Mason
Flugelhorn, Trumpet – Jon Faddis, Marvin Stamm
Guitar – Eric Gale
Percussion – Ralph MacDonald
Producer – Creed Taylor

それと、ジャケはボロボロですが、ヴァン・ゲルダ―・スタジオ録音、RVG刻印入りのオリジナル盤なので音が滅法良いです。CDとの音の違いを明確に聴き分けられる盤でもあります。

後年のライブ盤を貼り付けておきます。ドラムはガッドが叩いています。

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