備忘録 猟盤の記録:1975年特集 vol.24 Live!-Jim Hall

Jim Hallのアルバムが続きます。Conciertと比べると知名度の点では劣りますが、JHの即興やコードプレイを堪能したい場合はギタートリオライブの本盤に軍配が上がります。単音のリードもコード進行における即興性も一発でJHと判別できるシグナチャープレイが満載のアルバムですね。深夜の小さなジャズクラブで、ミュージシャンたちが洗練された音楽を共に奏でる感覚を再現したJazzギターアルバムを楽しみたい場合、このアルバムに敵うアルバムを探すのは難しいかもしれません。トロントのクラブの夜の雰囲気をうまく記録しており、グラスが触れ合う音が時折聞こえるほど録音状態は良好です。ベースのDon ThompsonとドラムのTerry ClarkはRob McConnellのビッグバンドや地元のクラブで活躍していたミュージシャンとのことですが、素晴らしい屋台骨ぶりを聞かせてくれています。

このレコードを聴くと、いかにPat MethenyがJHの影響を受けてきたのかがわかります。MethenyのTrio、Trio Live(共に2000年)は本盤の雰囲気に似ています。メセニーが好きなギタリストとして必ず名前が挙がるJHですが、中でもこのレコードが一番気に入っていると発言しています。1999年にメセニーはJHとデュオ作品を発表していて、メセニーのテクニックとJHのの存在感が印象的な作品に仕上がっています。

A1 Angel Eyes 11:06
A2 ‘Round Midnight 8:04
B1 Scrapple From The Apple 7:34
B2 The Way You Look Tonight 5:55
B3 I Hear A Rhapsody 8:31

ほぼスタンダードを集めた構成になっていますが、A1の演奏がいい雰囲気です。アルバムまるごと収めたYoutubeがありましたので、貼っておきます。

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