備忘録 猟盤の記録:1975年特集 vol.38 Chain Reaction – The Crusaders

多作のCrusadersの中でも名盤の誉れが高い本作。カールトンの正式加入がありましたが、ホーンセクションも従前どおり多用しているので、カールトンはさほど目立ちません。軽やかさと明るさが特徴的なジョー・サンプルのエレピのトーンがこのアルバムに多くの良さを加えています。彼のリフとバックグラウンドのリズムは本当に素晴らしく、音楽に命を吹き込んでいるように感じます。

同時代のStuff、Weather Reportと比べて、味付けが薄目で聴きやすいのがCrusadersかと思いますが、本作は楽曲が軽やかで、聴きやすさ満点です。前作に比べて、Jazz要素が多少抜けた分、耳なじみの良い音に作られた印象ですが、ソウルフルさは失われていません。もう一つ特筆すべきは、レコードの音の良さです。MCA邦盤ですが、音に奥行きを感じるTubey Magicが体験できます。全体の音圧が上がってCDはのぺらっとしていますが、アナログ盤は有機的な音の体験ができます。

A1 Creole Written-By – Wilton Felder
A2 Chain Reaction Written-By – Joe Sample
A3 I Felt The Love Written-By – “Stix” Hooper
A4 Mellow Out Written-By – Larry Carlton
A5 Rainbow Visions Written-By – Wayne Henderson
B1 Hallucinate Written-By – Joe Sample
B2 Give It Up Written-By – Joe Sample
B3 Hot’s It Written-By – Joe Sample
B4 Sugar Cane Written-By – Wayne Henderson
B5 Soul Caravan Written-By – “Stix” Hooper, Joe Sample, Larry Carlton, Wayne Henderson, Wilton Felder

ハイライトは『Chain Reaction』『Give it Up』『Sugar Cane』でしょうか。他も悪いトラックはありません。今日はメロウなA5Rainbow Visionsをどうぞ。

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